飲食店の空間価値について

久しぶりの投稿になります。
先日二子玉川のriseに訪れた際に、昔自由に使えたスペースが区切られ、有料のラウンジに変わっておりました。(料金は資料をごらんください)
そのラウンジには、飲食物や蔦屋家電で取り扱っている最新家電などが置かれています。(僕が訪れた時は、ワッフル製造機やクロワッサンを簡単に作れる調理家電など)

価格はそこまで安いとは言えませんが、従来の席が座れないという蔦屋家電のウィークポイントを解消してくれるサービスだと感じました。

どこの蔦屋家電でもそうですが、読書を行える分消費者も滞在時間は必然と長くなります。つまりは、いつも混み合っていて、リラックスしにきている場所なのに席すら見つからないで落ち着かないという悪循環でした。
落ち着かない分集中もできないので、情報のインプットや作業効率も下がる一方でした。

ただ、今回その問題をパーテーションと少しの飲食物により解消されているように感じました。最新家電もこのラウンジに置き、実際に使用してもらうことで、プロモーションにもなる上手なビジネスモデルだと感じました。

これは二子玉川という街に富裕層が多く、また”ラウンジ”などといった高級感があるような言葉を使い、その経済圏にいる人々の好きそうな場所と名前を提供しているからこそ成り立つものだなとも感じました。
おそらく巣鴨で同じことをやっても繁盛はしないでしょう(笑)

おそらく、マーケティングのインサイトの部分をよく理解されている戦略であるのかなと感じました。物やサービスが溢れているこの世の中だからこそ、売り方や見せ方を少しだけ変えるだけで、こんなにも簡単にお金が稼げるのかと勉強にもなりました。

別に今回のことはどこかのスペースに同じようなことを行いたいと間借り的なことを提案するだけでもできそうなものです。

アイディアや消費者をちゃんと考えればどこにでもビジネスチャンスは転がっているんだなと勉強になったそんな1日でした。

次回は、僕の大好きなマクドナルドでも同じ空間やサービスを提供していることに関して書きたいと思います!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA